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レジャー研1999<東京会場>:パネルセッション
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何が変わった?観光の流通構造
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![]() 講師: 大庭 広巳 氏 (株)リクルート・イサイズ編集長 |
□パネリスト
大庭 広巳 氏 ((株)リクルート・イサイズ編集長) 佐藤 喜子光氏 (立教大学観光学部教授) 岡本 明雄 氏 (日本IBM 運輸・旅行事業推進部主管) □司 会 内藤 義治 (RIC事務局長) 司 会 インターネットを代表例とした情報技術の急速な進展によって、観光産業の流通に大きな変化が起きています。本日はその全体的な流れをつかみながら、観光産業は今後の競争力の源泉をどこに求めていけばよいのか――そのポイントを探ってみたいと思っています。そこで第一部では、日本IBMの岡本様より「旅行流通システムの現状と展望」についてご説明いただきました。引き続き第二部では、リクルート・ISIZEの大庭編集長と立教大学観光学部の佐藤教授にもご参加いただき、特にマーケティングの観点から本日のテーマを掘り下げていきたいと思います。 まず大庭様に、これまでのご経験を踏まえながら、旅行メディアの変化という観点からお話をいただきたいと思います。 ■『AB-Road』から『じゃらん』へ 大 庭 私は現在、リクルートの旅行情報事業と生活総合サイト『ISIZE』双方の統括プロデュースをしておりますが、これまで『AB-Road』『じゃらん』の編集を担当しておりました。ご存じのように、『AB-Road』は広告ビジネスであり、サプライヤーからの広告をディスティネーションごとに掲載し集客いただくというシンプルな集客装置でした。広告ビジネス全体に言えることですが、ユーザーというより、かなりサプライヤー・サイドのビジネスツールであっため、必ずしもユーザーが望む情報だけが掲載されるわけではありません。そしてそれが最大の欠点であったわけです。そこで、そこに少しユーザーの視点、或いは満足度というものを取り入れて編集しなおしたのが『じゃらん』です。大きな改善点としては、広告がとれなくてもユーザーが望んでいる情報は記事として掲載したり、ユーザー個々のニーズに合わせた興味別編集へと編集内容を変更したことです。これは独自のリサーチ結果からも、特に国内旅行において、ユーザーの目的志向がはっきりしてきた、つまり目的地志向よりも誰と何をするために旅行するのかといった個々のニーズに合わせた装置を用意しないとマーケティング・システムにはならないとの結論に達したからです。もちろん、『じゃらん』も広告ビジネスであることに変わりはないので、広告主からはかなりのクレームをいただいたり、様々な試行を繰り返すことになりましたが、基本的にまず獲得すべきはユーザーの満足度を高めることだというで英断いたしました。 |
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