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平和は儲かる
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新城 和博 (有)ボーダーインク編集長
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■しんじょう かずひろ
1963年沖縄島那覇生まれ、その後ずっと那覇。現在ボーダーインクに編集として勤務。シマーコラムマガジン『Wander』編集長。「まぶい組」という名前でおきなわに関する新しいタイプの出版物を試行錯誤しつつ編集。右左上下へだてなくおきなわものコラムよろず引き受けます。著書に『うちあたいの日々』『オキナワンうちあたいコラム《太陽雨》の降る街で』まぶい組編として『私の好きな 100冊の沖縄』『島々清しゃ』『島立まぶい図書館からの眺め』などがある(ボーダーインク刊)。 |
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「一国二制度」という言葉が、沖縄のあちこちで飛びかっている。沖縄の未来を見据えての提案らしいが、結局のところ、フリーゾーンなどの経済的な特典を与える代わりに「米軍基地」のプレゼンツを我慢しろよ、なっ! て感じで、きわめてうさんくさく、かつ危なかっしい。大体日本が、海の外に向けてお金を出す場合は、それ以上の見返りを作り出そうとするのは、ODAなんか見ても分かり切ったことで、沖縄も「祖国復帰」(苦笑)後やられ続けてきた公共事業などの補助金づけだって、まったくそうだ。自立的発展にほとんど役に立たないのは何故。「一国二制度」なんていうのであれば、普通、そこに自治権が発生しそうなものだが、みんな、銭ぬさんみん(金の計算)ばかりやって、なぜそういう状況に沖縄がなったのかとか、「沖縄と日本」の根本的な関係についての議論なりアクションなりが、国レベルで行われない。ごまかしごまかしで、その矛盾ばかりを沖縄内部に集約させようとしている。 |
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