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ふるさとリゾートのすすめ
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若井 康彦 (株)地域計画研究所代表取締役
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■わかい やすひこ
1946年千葉県生まれ。69年東京大学都市工学科卒業。77年(株)地域計画研究所代表取締役。首都圏、沖縄県を中心に都市・地域計画、まちづくり計画、観光計画などの調査に従事するかたわら、過疎・離島地域の振興方策にかかわるあらゆる分野に参画している。おもな著書に『若者と都市』(学陽書房)、『島の未来史』(ひるぎ社)、『生活リゾートの創造-地方圏と大都市圏の新たな架け橋』(綜合ユニコム)がある。 |
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長野県の山村に、ゴルフ場もスキー場もないけれど、けっこう人々が訪れ、年々、ファンの増えているところがある。夏は暑く、冬は豪雪で、特に際だった景観もない、そんな変哲もないムラだ。そんなところに人気の集まる秘密は、ひとつは温泉である。ずっと以前から、最も辺鄙な集落から順に温泉を掘り当て、規模の小さな、しかし、そのため、周辺環境によくなじんだ施設を整備してきた。シーズンにはあっという間に一杯になってしまうような施設ばかりが、それぞれの集落で、いわば「十分、お世話できる」性格の拠点になっている。こうしたノウハウは最近ではよく知られるところとなって、全国津々浦々、あまねく魅力的な温泉が出現しているのは好ましいことだ。 |
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